あおの記録

不妊治療、日々の生活、介護、お仕事などで感じたことの記録

凍結胚移植日

移植してきました!

 

朝はいつも通りの時間に目が覚めました。通勤の渋滞ひどいので、違う経路を開拓せねば…ということで職場まで移動。結局、どの道も混んでいる…。帰って、家事をして、銀行へお金を下ろしに…うぅー採卵周期に比べれば少ないですが、自然妊娠がうらやましいです。

 

ダンナさんはその間に、外出。帰ってきて早めのお昼ご飯。電話がかかってくるまで、緊張を和らげるためになぜか腹筋。12時半過ぎに連絡があり、13時5分からの移植になりますと。

言われた通りにトイレに行き、出発。いつも通り私が運転。13時に病院に到着。いつも混みあっている待合室が誰もいなくて静かでした。私は順番は一番最後でした。

2階がバタバタしているようで、10分ほど待ちました。多分、移植後の安静も終わった人が降りてきてから、2階に案内されました。

軽く説明を受け、着替え。私服の上から割烹着のような手術着を着て、下着を脱いで待機。しばらくして、培養士さんが卵の説明にみえました。

培養士さん「あおさん、今日はよろしくお願い致します。今日、移植する卵ですが溶解してグレードG2のそのままの状態でした。」

私「おぉー!」

培養士さんが写真を見ながら説明をしてくれました。説明後、写真と資料を置いて退出されました。頂いた資料を確認したら、凍結前に3CCだったものが4BCになっていました。ちょっと良くなってる。期待してしまう。

しばらくして、看護師さんがお迎えにみえました。

看護師さん「あおさん、じゃあお帽子かぶって、ここにサインを…あーごめん、しゃべりながら書いてたら間違えてあおさんが書くところに書いてしまった!ごめーん、ここに書いてくださいね、ごめんねー」

私、ダンナさん、爆笑。緊張してたけど、リラックスできた。

看護師さん「これ、今からみんなに笑われるわーじゃあ、ダンナさん、行ってらっしゃい、じゃなくて、行ってきます」

終始爆笑。看護師さん、和むわー。移動中も私が

「大丈夫です、私、お笑い担当なんで。一回目の採卵の時も、15分足開いて放置とかだったので、急患入ったみたいで。」

手術室の前でドアが開くのを待ち、開いたら

看護師さん「先生、すいません、これサインお願いします。私が間違えてあおさんのところに書いちゃったけど」

先生「あおさん、はい、じゃあ、頑張ってねー」先生もちょっと笑ってました。

はいているスカートをベロンとめくられて、タオルを巻かれて台に。やっぱり緊張なのか足の力が入って、「力抜いてくださいねー」と言われ、あれ?どうするの??状態。

固定され、ガチャガチャと音がしてから消毒。採卵の時と場所が違うのかほんの少し痛いかなぁ。「おりものふいてるので、ごめんねー」と看護師さんから説明がありました。腹部にはエコーがあてられて、地味にこっちのグリグリが痛い。中に管のようなものが入れられて準備ができたら、隣から培養士さんがチューブを持ってきました。

名前を確認されて先生の方へ。

先生「じゃあ、電気消してください」真っ暗になるの?と思いましたが、一部消えたのみ。特に痛みもなく、不思議な感じ。

先生「よっしゃー、いいところに戻しましたからねー頑張ったねーお疲れさま」

おぉー、早い!5分ぐらいで終了。先生はスーッと去って行きました。

看護師さんが「13時25分です」と時間を確認。

看護師さん「あおさん、このままゆっくり起き上がって、後ろに手をついて、そうそう、おへそは上向きでこっちに移動してもらえるーそうそう。じゃあ、戻りますねー」

採卵に比べて、本当にあっという間でした。戻るときもずっとしゃべりづめ。

部屋に戻り、30分安静でした。ダンナさんと少し話していましたが、眠くなってきたのでウトウト。やっぱり緊張が残っていなのかな。気持ちよくウトウトしてましたが車のクラクションで目が覚めました。私が思っているよりも時間が経っていたようで、安静時間は過ぎていました。念のため、看護師さんに確認してからお手洗いへ。少し水を飲み、写真をまじまじと眺めました。

それからしばらくして、看護師さんが移植後についての説明にみえました。

看護師さん「お薬が出てますので、まずはこのテープ。使ったことありますか?」

私「初めてです」これが噂のテープ…エストラーナテープ。

看護師さん「これ、貼ってもらうと、皮膚から吸収されるんですよー不思議ですよねーこれを4枚貼ってください。2日に一回交換してくださいね。これ、皆さん、お腹がいいんじゃないかって貼る方が多いんですが、どこでも大丈夫ですので、剥がれにくそうなところに貼ってもらう方がいいかもしれないです」

私「わかりましたー」なるほど、お腹じゃなくていいんだ…鍼のこともあるし、要検討だな。

私「お薬、これだけですか??」

看護師さん「まだあるんですよー膣錠があります。このアプリケーターを使って入れてくださいね。タンポンとかって使われたこと…」

私「使ってます、大丈夫です」

看護師さん「じゃあ、大丈夫そうですね、そんな感じで。これは8時間ごとに、朝、おやつ時ぐらい、夜お風呂の後みたいな感じで」

私「わかりました…8時間かぁ…お昼は仕事場か…」

看護師さん「今回、自然周期での移植だったので、1時間ぐらいの誤差があっても大丈夫ですよ、排卵しているのでホルモンが出ているので」

そっか、よかった。何とか全て自宅で出来そう。

最後にhcg3000単位の注射を打たれて、帰る支度をして待機。

1階から呼ばれて、お会計。

本日のお会計 110,770円

やっぱり働かねば…。

 

帰るとき、ダンナさんが荷物を持ってくれたり、運転をしてくれたり…気遣いかな?まだ、妊婦じゃないけどね。

 

やっとここまではきました。

今、お腹に命がいることがとても不思議。まだまだ、越えなければならない壁が多いけれど、今はつかの間の喜び。お腹に話かけてます。仮の名前も付けて。まずは、着床してくれるといいな。