あおの記録

不妊治療、日々の生活、介護、お仕事などで感じたことの記録

自分の心の脆さ

今日は仕事を早退してしまいました。精神的に辛くなり、こっそり泣いていましたが、とても仕事をできるような状態に戻らず…自分がダメ人間ぶりに嫌気もさしました。

 

昨日から生理が始まりました。今回は来る前から、数カ月ぶりに情緒不安定でした。でも、始まると気持ちも落ち着いてくるのですが、今回は違いました。

 

昨日、社員さんの一人が妊婦さんということを知りました。同じ部署内でも私がいるグループとは違う人なので、そこまでの接点はありません。2カ月ぐらい前から、その人の作業服の色が女性用の物に戻っていたので、何でかな?とは気になっていました。(社員さんは希望すれば男性と同じ色の作業服を着用できます。)服の色が変わる前に、その社員さんに「ガスマスクはどれを使用していますか?」と急に話しかけられました。何でだろうと思いましたが、部署内でガスマスクを現在使用しているのが私だけだったので、聞かれたんだと思いました。今思えば、その時にすでに妊娠していたのですね…。

昨日、服の色が変わったことを何気なく違う人に聞いてみたら「マタニティは女性用の色しかないからだそうですよ」と教えてくれました。「あぁ、そうなんですねー」とその時は思い、へぇーと思いました。

それが気になっていたのか何なのか、昨日、珍しく帰宅の早かったダンナさんに当たり散らす。久しぶりにひどかった…ダンナさんを傷つけることもたくさん言ってしまいました。寝る前には気持ちも落ち着いていましたし、ダンナさんにもちゃんと謝りました。

朝、寝不足でだるい身体を引きずって出勤。妊婦の社員さんとすれ違った時に確認してしまいました。少しお腹が目立ってきていました。業務をこなしていましたが、もやもやした気持ちが収まらず、そのうちに涙があふれてきました。

どうして私には子どもがいないんだろう…あぁ、レスで出ないダンナさんだからか…ダンナさんはどうしてもっと早くわかってくれなかったのだろう…母がもう少し元気なうちに出来なかったのだろう…介護度がここまで上がる前ならもう少し心の余裕があったのに…肥満の人も妊娠するのになんで私は移植できないんだろう…危険だからか…でも、何で?何でなんだろう…私は月並みな幸せを頑張らないと出来ないんだろう…何でダンナさんは私にもう少し労わりの言葉をかけてくれないんだろう…何でこんなに辛い気持ちの結婚生活を送っているのだろう…

やるべき業務をこなし、トイレに行って、しばらく泣きました。でも、なかなか止まりませんでした。今までどんなに仕事で辛いことがあっても、泣くことはありませんでしたが、こんなことで弱っている自分が情けなかった。社会人としてもどうなのかと思いました。でも、こんな状態で仕事をして、万が一のミスがとんでもないことになってもいけないので早退することにしました。トイレで泣いている時に、ダンナさんに早退することを伝えました。

門を出て、雨の中を駐車場までの道を歩きながら、涙が出てきました。車に乗ってもすぐには運転できず、しばらく泣いていました。収まったので運転し始めましたが、しばらくすると泣いていました。

私、こんなにも脆かったのかな…不妊治療が私を弱くしてしまうのかな…自分が自分じゃなくなってしまうみたいで…。

 

帰ってから、TVをぼーっと見ていました。でも、心が晴れない…。

久しぶりにある本を手に取りました。私が気に入っている部分を読み返し、涙が出ました。少し元気が出ました。寝不足だったので少し昼寝をしました。ふっと目を覚ますと、ダンナさんがお昼休憩の間に様子を見にきました。ダンナさんの顔を見て、安心してまた眠りました。

私、疲れていたのかな…。

夕方起きて、少しはスッキリしました。明日はちゃんと働こうと思います。