初めての採卵。その2
その1からの続きです。
最後のトイレから、しばらくして、呼びに来られました。時間を確認していなかったけど、多分、8時ごろ。
フルネームで呼ばれ、
「お待たせしましたねー、お帽子被ってもらっていいかな。じゃあ、ここにお名前書いて下さいね。」
帽子被る時に、もうメガネをとっしまったけど、かけるのが面倒だし、見えるからとサイン。
「じゃあ、行きましょうか」と歩いて移動。
ダンナさんに「じゃあ、行ってきますー」と手をふって。
手術室は、想像よりも広くて驚きました。大学病院で手術受けた時と同じぐらい?とか思いながら。
「じゃあ、台に乗ってもらっていいかな」
いつもの台と違うー何だコレ?みたいに思って乗る。
「もうちょっとお尻をしたでもいいかな」
緊張もあるのか、身体が上手く動かない。何とか移動して、今度は足を開かれる。
おぉーっと思ってたら、「膝の力、抜いてねー」と言われ、また分からない感じに。
めっちゃ緊張してるやん!
腕に血圧計を巻かれ、胸に心電計のパッチを張られ、されるがまま。
「消毒しますねー」と消毒され、「消毒流すのに、お水かけますねー」と。
お水を想像してたら、まさかのぬるま湯!冷たくない!とびっくり。
そういうところだけ、異常に冷静。
いよいよ始まるーとドキドキ。
手術室の奥に培養の部屋があり、そちらに確認。
すると、「すいません、もう少し待ってもらっていいですか」と。
前の人の卵ちゃんたちの処理中。
「ごめんねー前の人も卵が多くて、それが終わらないと始められないの。もし、万が一があったら、大変でしょ、だからね」と奥様から説明。
「分かりました、大丈夫です」と伝え、待機。
その間、奥様に手を握ってもらいながら、おしゃべり。緊張を和らげてくれるために、たわいもない話。その間、先生は私の足元辺りで座っていたよう。
待つ間に、急患の方がいるらしく、奥様は受付の方ともやりとり。
しばらくして、受付の方から「すいません、患者さんみえました」と。
培養室に確認すると「あと10分以内には終わります」とのことで、奥様は先生と相談をして、先生は急患を診にいかれました。先生は部屋を出るときに
「大丈夫?(台から)下そうか?」と言われましたが、「大丈夫でーす」と言い、「ごめんねー、じゃあそのままで待ってて下さいねー」と去って行きました。
奥様からも「ごめんねーでも、あおさんでよかったー。他の人やと無理だもん」
多分、大らかに見られているのかなぁーと思ったり。先に、培養室から「お待たせしました。終わりました」と報告があり、先生待ち。
その間、ずーっと、奥様は手を握って、おしゃべりを続けてくれました。
しばらくして、先生が戻ってきて
「お待たせしました。始めますね。お願いします」と言い、始まりました。
その3へ続きます。