面談(カウンセリング)について
私が通っているクリニックは、2カ月ぐらいの検査の後、先生と夫婦二人の面談があります。通院2回目ぐらいの時に、先に予約を取って下さいと言われ、10月末で予約を取りました。
しかし、私たち夫婦には時間がないので、一通りの検査が終わった時に、面談日を直近の空いてる日に変更して下さいと言われました。そして、9/10に面談日が決まりました。最初、10月末の予定だったのが早まったのは、ありがたかったです。でも、そうでもしないといけないぐらい、時間がないことを痛感しました。
面談日当日。
面談は、診療終了後に行われています。なので、診療終了時間の予測がついた頃に、電話で時間の連絡をもらえます。この日は、ダンナさんにもいつおより早めに帰ってきました。ご飯を食べて、電話を待ちます。そわそわ。19時半すぎに連絡があり、20時45分からになりますと。
準備をして、出発。
診療後のクリニックはとても静かでした。看護師さんに「しばらくお待ちくださいね」
と言われ、待機。私、そわそわ。ダンナさんはいつも通り。こういうところ、安心する。
看護師さんに呼ばれて、診察室へ。
先生「こんばんは、どうぞお掛け下さい」と促され、着席し、面談開始。
検査結果の報告と原因について。明確な原因は不明ですと言われました。
ただ、要因として
血液検査の結果で、FSH(卵胞刺激ホルモン)の値が高いため、卵巣機能の劣化も進んでいると。
治療方針として、
時間が限られているので、タイミング法や人工授精を飛ばして、体外受精と言われました。人工授精はするかもと思ったけど、それもないのね、私たち…と思いました。
減量の話になった時に、先生に言っていないことを伝えました。
「実は、ここに通院する前に、10キロ減量してきました。」
先生、固まったよ。今から10キロぐらい減らさなきゃいけないのに、前はもっとあったんかい!だよね。
「今まで、何キロのときが多かったの?」と聞かれました。
体重計に乗る週間なんて、ジム通いまで皆無なので、即答できなかったです。
「とりあえず、糖尿の検査は受けたことある?それを検査して。」
そして、ダンナさんの話に。
会話の流れで私が「今日、まだこれから仕事に行くんです」と言うと
先生「えっ、夜勤なの?」
ダンナさん「いえ、違います」
先生「何の仕事してるの?」
ダンナさん「えっと、ピザ屋の雇われ店長です…」
先生「あー、それは大変だよねー寝れてないでしょ?(睡眠)何時間ぐらい?」
ダンナさん「えっとー(考える・・・)」
私「平均3~4時間です」
先生「それは、ダメだよー。そんなのセックスもする気にならないでしょー。疲れ切って性欲もわかないでしょー。」
ダンナさん、苦笑い。
診察の時には、「性行為して下さい」と言っていたので、先生の発言、に私は一人ツボに入って、ちょっと笑ってしまった。
先生、そうなんです。私たちの不妊の原因の大きな理由はそこにあるんです。色々と検査しましたが、根本的にはそれなんです。
「生活改善した方がいいよ。子どもができて、生まれるとなったらなおさら」
第三者から、そして、お医者さんから言ってもらうのは、重い。私はそれだけで、来てよかったと思ってしまった。
間に雑談も少し挟みながら、体外受精の話に。
先生的には、もうこれ一択だけど、「一度、話し合って下さい」と言われました。
ただ、体外受精にしても時間がないと、何度も繰り返されました。
卵巣機能が劣化しているようなので、卵が取れるかどうか、数が取れないと思うから少ないチャンスを無駄にできないと。
もう、私は体外受精で行く!とすぐに決めました。
1時間半弱の面談後、先生に受付でつぎの予約を取って、見送ってくれる時に、
「必ずできるから、頑張ろう。」
と言われて、すごく心強かった。本当にいい先生のところを選んだなと思いました。